2009.08.20     カテゴリ:  ニュース 

   香港 MTR西港島線を着工、上環からケネディータウンへ延伸 + MTRの決算発表

香港 西港島線着工



香港 西港島線着工

8月16日(2009年)、九龍南線が開通したMTR。
これに前後して香港でのもう一つ新線、MTR西港島線の着工式が8月10日(2009年)行われました。
現在、港島線の上環から西へ約3キロメートル延伸して、西営盤、大学(香港大学)を通過、終点のケネディータウンまで結びます。総工費は約154億ドル、2014年に開通予定。





MTRの収支

それにしても1kmあたり50億ドルの建設費とはすごいですね。目安がわからないので大阪の最新地下鉄を調べてみました。2006年開業の大阪地下鉄今里筋線 11.9km 2718億円、228.4億円/km。
西港島線はこれに比べて3倍の費用。MTRの採算が気になるところですが・・

■MTR上半期決算、純利益45億ドル
MTRが発表した2009年上半期の決算、純利益は44億9700万ドル
とMTRは実に景気がいいのです。

資料によると収入は運賃収入55.3億ドル、駅商務(売店でしょうか)と鉄道関係収入16.5億ドル、その他不動産取引など14.5億ドルで計86.3億ドルとその他利益。
支出は給料の16.1億ドルを筆頭に計38.3億ドル。
で粗利54.1億ドル、税引き後の純利益が45億ドルということです。
それにしても税金が安いですね。日本だと粗利の半分が税金なのに。

これだけ儲かっているのなら運賃をもう少し安くしてくれればいいのにと思うのですが香港地下鉄初乗り運賃4ドル(50円)。大阪地下鉄は初乗り運賃200円。
大阪地下鉄は日本地下鉄でもダントツの優等生だとのことで、それでも利益は売り上げの10%程度、香港の半分の利益には遠く及びません。

またこんな記事もあります。

九龍駅「君臨天下」の50ユニットを1平方フィート当たり1万6000香港ドルで売却するなど、不動産売却益を計上したことからMTRの2009年上半期決算が事前予想を上回った。


凱旋門(左)と君臨天下(右)
「君臨天下」はあの柯士甸(Austin)駅近くの凱旋門の隣のマンションです。
1平方フィートが1万6000香港ドルと言うことは1平方メートル17万香港ドル、100平方メートルの部屋を買えば2億円以上、新線建設と同時に沿線開発で利益を。やっぱりすごいです。

深圳地下鉄4号線(龍華線)の30年の経営権と沿線開発権を獲得しているMTR、深圳でどれくらいの利益を上げるのでしょうか・・

関連記事





トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)



Produced by Sceneway copyright © "深圳と香港の日々 - Funny days in Shenzhen + Hong Kong" all rights reserved.
powered by