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2006.06.26 カテゴリ:夢時間 >  生活 

香港人・深圳人のマナー (2) KCRでの小事件

香港人・深圳人のマナー (2) KCRでの小事件
 香港・深圳共に「老弱病残孕抱嬰者譲座」のマナーは絶対的なようですが、香港KCR列車内での出来事です。

(写真:香港・粉嶺)

 羅湖でイミグレをすませてKCR鉄道を利用して中国から香港へ行く白人ペアがいました。いつも通り羅湖駅は大混雑で到着した列車に乗り込むのはたいへんでどうにか車内に入り込みました。

 見ているとな白人ペアの女性の方が座っている老人になにやら怒っている様子で、最後には杖をついた老人を席から立たせて自分たちが座り込みました。おそらくその老人が自分たちを押しのけて座った、とでもいってるのでしょうか。

 これを見ていた香港人の中年女性が自分の席をその老人に譲り激しく白人をにらみつけていました。広東語で文句を言いますが白人はきょとんとした顔。

 電車が次の駅の上水に着く頃、思いあまったような香港人中年女性は知っている英語の単語をすべてはき出すかのように「私たちは香港人だ!」と白人に対して怒鳴りました。

 私は声はよく聞き取れなかったものの、知ってる範囲だけで推測すれば、どんな事情があるにしろ、はっきり見てわかるハンディーのある老人を無理矢理立たせる、というのはやりすぎだと思います。
 白人側もこの大混雑で自分たち流のマナーを持たない香港人にいらついて理性を瞬間的になくした気持ちもよくわかりますが、第3者から見れば明らかに問題でした。

 つれの白人男性は黙ったままでしたが冷静になりやすい立場だったので冷静に判断して欲しかったような・・・

 やっぱり、郷に入れば郷に従え、当地の常識をまず把握することが大切と思った事件でした。

(写真:香港・ビクトリアピーク)

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