カテゴリー 《 新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 》  ( 18 記事  2 ページ )
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2008.11.10     カテゴリ: 香港の山と公園 >  新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 

   香港 新界北西部屯門 青山-Castle Peak 583m を行く (1)


香港新界・屯門 青山 - Castle Peak 583mを行く (1)
2008年 11月 10日

青山登山道から屯門、黄金海岸と対峙する九徑山




香港山登り日記 (2008.11.6) 青山-Castle Peak583m を行く (1)

僕にとってなじみ深くなった屯門、元朗のある香港新界北西部。
で、今日はこの地区の山を登ろうと青山をめざすことにした。深圳の南山、塘朗山など、深圳西部の山、紅樹林などから見れば深圳湾大橋の向こうに見えて、すぐそれとわかる切り立った峰を持つ特徴的な山だ。

まだ名前を知らなかった頃・・
切り立った山とその手前に見える丸い頂上を持つ山が印象的だったので地図と写真から山の名前を調べるとそれが青山(Castle Peak)と圓頭山(円頭山)だと知った。
丸い山頂の山が円頭山とは見たまんま。青山は杯渡山とも言うようだ。
青山はWEB地図などで調べてみると屯門の軽便鉄道青山駅あたりから青山寺へ行くと登山道がありそう。

写真は塘朗山から見た深圳湾大橋と香港。
中央の切り立った山が青山、少し左の丸い山頂の山が圓頭山。
その後方にはかすかにランタオ島の山々が見えます

で、今日は青山に登ってみようと思い立ちいざ香港へ。
青山は郊野公園には属していない標高583mの単独峰ということで山頂まで1時間半ぐらいとみて9時過ぎ深圳のマンションを出発。
福田口岸からミニバス75番で元朗へ。元朗から軽便鉄道に乗り換えて屯門の青山駅へ。
青山駅の1つ前の駅でそれらしい雰囲気があったので青山駅を降りて戻る道をとる。


雰囲気の道には・・・「青山古寺 Castle Peak Monastery」の道標、ここを行く。前方には青山がはっきりと。山頂にはアンテナらしきものが。
2つめのお寺が青山古寺だった。
青山古寺を過ぎると登山道のようだった。石段というか、セメントの階段と黄色の手すり、お世辞にもロマンチックさはない。殺伐とした石段を登っていく。高圧鉄塔がセンスなく続く。高圧鉄塔でメンテナンスをしているようだ。鉄塔の高いところで作業中。ちょっとビビる。が、初めて目にする光景、写真をぱちりぱちり。




その後も安っぽい狭い歩道のようなセメントと石の道が続く。老齢の男性が休み休みしながら山頂をめざしている様子。

やっと無愛想な道が終わる頃にはまわりには岩だらけの山腹が目の前に見える。円頭山も常に景色の中に入っている。登山道はそれらしい石段に変わり、急坂になった。
石段の1段がまたまた高い。香港鳳凰山の時もそうだったがどうして・・・
イギリス占領時代に整備された郊野公園が多いことから考えて、もしかして、あのでっかい体に合わせている?!

岩肌と円頭山、それに屯門の海を見て写真を撮りながらさらに40分ほど登ると山頂の真下。「韓陵片石」と書かれた休息所がある。
山頂まであと10数メートルの高さと言うところ。でも山頂にはアンテナ群が陣取っているようで一般的にはここまでのようだ。
あの老人もやって来て電話をし始めた。おそらく家族に電話しているのか「今山頂にいる」と言っているようだった。広東語はよくわからないが、単語が聞こえる。彼は電話を終えると軽食をとって元来た道を引き返していった。

僕はまず山頂と対峙する高台によじ登る。
木のない殺風景な山が見える。そして青山の山頂へ行く小さな石段が見える。で、山頂まで行ってみることに。アンテナ群の横では3階建てぐらいの建築を建設中だ。何になるのだろう。何しろ切り立った山頂での作業、見ているだけで怖い。
山頂には小さな台の上に三角点があった。台に上る・・
「ウォーー!」
今までの殺風景さはどこへやら、いい眺め。どうしてこういう時、一人で思いっきりにやついて声を出してしまうのだろう・・・至福のひととき。

つづく



軽便鉄道 青山駅


青山を見ながらまず青山寺へ


こんなところにも「お地蔵様」


青山寺


たぶんこれが青山への登山道


登山道を行くと・・・


高圧鉄塔のメンテナンス


青山頂上をめざして


屯門、黄金海岸、九徑山 (クリックすると大きくなります 1000ピクセル)




これが圓頭山


登山道は険しく


山頂へ



つづく

2008.11.11     カテゴリ: 香港の山と公園 >  新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 

   香港 新界北西部屯門 青山-Castle Peak 583m を行く (2)


香港新界・屯門 青山-Castle Peak 583mを行く (2)
2008年 11月 11日

青山頂三角点からの屯門 青山湾





香港山登り日記 (2008.11.6) 青山-Castle Peak 583mを行く (2)


青山頂の三角点
山頂の三角点から眼下には屯門の海やランタオ島の山々、おそらく空気のコンディションがよければ空港もはっきり見えるだろう。北を見れば深圳湾大橋と深圳が。これも空気のコンディションがよければかなりの絶景、香港から見る深圳湾大橋と深圳だ。

先ほどの高台を回り込むと先へ進めるようだ。小さな平地もあるしその向こうには別の山頂もある。
休息所へ戻りこの山頂に向かう。

平地はヘリポートのようだ。ヘリポートの印はないが、石垣を組んで平地を造ってあるし大きさもぴったり。
ここから見ると次の峰に作ってあるアンテナ群、迷彩色に彩られた建物とどくろマークの入った立て札が見える。はっきり言って深圳の風景を見るのにじゃまなのだ。
でも考えてみると、ここから深圳がよく見えるということはかつての時代には重要だったのかも知れない・・・何かちょっと楽しくないことを想像してしまった。





先へ進む。迷彩色の建物の横に道が付いている。まだまだ進めそう。先を行く。
山には木がないのでトレールというか、踏み分け道がよくわかる。で、どのコースをたどっていくか考える。
時刻は2時40分、そんなに遠くへは行けない。適当に行って屯門へ戻ろう、と歩く。踏み分け道がいくつか屯門へ行っているように見えるのだ。

これがちょっと甘かった。踏み分け道をとっていくとどんどん屯門から離れていくようになった。道も岩がごつごつ飛び出し砂が流れてガレ場のような斜面になっていく。油断すると滑り落ちそうだ。雨が降ると間違いなくやばい。
ちょっと焦る。と、うしろからラジオの音と共に「ほっほっほっ」と言う声が聞こえ、こんなガレ場の道をぴょんぴょん跳びながら下ってくる人がいた。慣れている人なんだろうがあっという間に僕を追い越して見えなくなった。
でもこれでこの「道」で下山できることがわかった。

いくつめかの峰を過ぎてやっとすぐ下に舗装道路が見えてきた。あの道に行けることを願ってガレ場を滑らないように気をつけながら降りていく。どうやら行けそう、人もいるしやっと安心感が出てきた。そしてヘリコプターの音が聞こえ、どこかからこの道路に待機する車に物資を運んでいた。ピストン輸送をしている。


舗装道路に着いたがこの道はどこへ?
工事中らしく心細いながらも見てみるとどうやら下山できる道のようでやっと安心する。
下りていくと他にも何人も下る人がいた。どうやら近くの住人の散歩道にもなっているようだ。
20分近く歩くと街に出た。良景邨と書かれていた。やれやれ、下山終了。

マクドへ寄ってから簡便鉄道で元朗へ。




元朗の福田口岸(落馬洲)へ行くバス停はいつもながらの長い行列。で、今日はタクシーを試してみることにした。
バス待ちの長い行列ができているにもかかわらず、福田口岸行きの75番のバスがなかなか来ないため、タクシーが行列待ちの人を誘って乗り合いタクシーにするのだ。バス代が6ドルの所、「乗り合いタクシー」は一人10ドル、そんなに高くないので、今日はこれに挑戦する。

「乗り合いタクシー」は雰囲気ですぐそれとわかるので、今日のような長い行列の場合、タクシーの取り合い合戦。他の人に負けないよう、一目散にタクシーに走る。
後部座席に3人、前には2人の客が座る。これでタクシー運転手は50元の収入。距離から見てこんなものかな。
バスは一般道を走るが、タクシーは高速道路(無料)へ。バスもほとんど直通バス状態だがやっぱりタクシーは速い。

福田口岸から深圳に入ったあとはいつものように購物公園のJUSCOに寄ってから帰宅。

おわり




今回の所要時間

登山
軽便鉄道「青山村」駅 → 青山寺の登山口 25分
青山寺の登山口    → 青山頂     1時間

下山
青山山頂  →  舗装道路  1.5時間
舗装道路  →  良景邨   15分

総計
「青山村」駅 → 良景邨   4時間




三角点からの風景 屯門と九徑山のパノラマ
クリックすると大きくなります (1200ピクセル)



青山を振り返ります



各方面へつづくトレール。視界がよければ深圳南山、塘朗山などが見えることでしょう
クリックすると大きくなります (1500ピクセル)



ガレ場のトレール




穏やかに見える山




さらに進んで




青山は遠くなりました アンテナの見えるところ。


深圳湾 南山と深圳湾大橋がかすかに・・




九徑山


ヘリコプターで建設資材を運ぶ


帰り道


青山で 昆虫と花


2009.10.03     カテゴリ: 香港の山と公園 >  新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 

   香港の山 元朗・乾山から圓頭山 -  深セン展望コース (1) (2009.10.2)

香港の山 元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ -  深圳展望コース (1)

乾山から圓頭山への径

一番奥が圓頭山


香港元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ -  深圳展望コース (2009.10.2)


良景
2008年11月、屯門の青山(Castle Peak)に登って圓頭山方面に歩いて良景で下山しましたので、今回は青山から圓頭山まで縦走を、と思ったのですが記録を調べてみると青山から良景まで4時間ほどかかっていましたのでここは無難に前回の続き、良景から始めて乾山、圓頭山への縦走をすることにしました。 → 前回の青山記
実は9月に2回、良景から乾山付近まで登ったのですが、なんせ香港の山、木々がなく全くのはげ山、その暑さにギブアップ、撤退しました。
最近の日差しはきついものの吹く風は心地よく、もうそろそろと思い3度目の挑戦です。


乾山の三角点と青山
乾山までの径はすでにわかっているのですいすい、と行きたいのですが、郊野公園になっていないルートなので整備がされていません。ガレ場のコースでずるっと滑って最悪は・・・ということになりかねないので気が抜けません。

初登頂の乾山(394m)は低いながらも深圳がよく見渡せました。あいにくの視界で細かい部分まで観察できませんでしたが、視界のよい時にふたたび撮影に来るのによいかなと思えました。


圓頭山三角点から


径なき径、頼りの青いリボン
乾山から圓頭山までもガレ場が続きます。ところどころ、山肌が大きくえぐれていて雨で崩れたのかな、と思うようなところもあり緊張がゆるめられません。

圓頭山の山頂からは深圳湾大橋がすぐそばに見えて深圳南山あたりがよく見えます。あいにくの視界でしたが、視界がよければ梧桐山から南山まで、深圳の展望が眼前に広がるはず・・

圓頭山からの下山径は大変でした。山頂付近はガレの急坂、それを過ぎると大変な藪こぎ、草木でトレースがわかりません。
と、木にまかれた青いリボンが見えました。おそらく径を示すリボンです。赤いリボンはよく見るのですが青いのは初めて。まあこれを頼りに下山。

やっと下山した時はくたくた。400mたらずの低い山だったのに・・・
他に人は誰も見ず、たった一人の山歩きでした。
つづく

左に九径山、奥に青山、次に乾山。山間に屯門の街

2009.10.03     カテゴリ: 香港の山と公園 >  新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 

   香港の山 元朗・乾山から圓頭山 -  深セン展望コース (2) 乾山へ

香港の山 元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ -  深圳展望コース (2)

深圳・南山から見た香港新界西北部の山々
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香港元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ - 深圳展望コース 
(2009.10.2)

深圳のあちこちからよく見える香港の山に青山から圓頭山にかけての山々がある。深圳・南山(336m)から見ると深圳湾大橋とともに目の前に見える。ことにとがった山頂の青山と丸い山頂の圓頭山は象徴的だ。あの山に登って深圳を眺めたいと思うのはごく自然的か・・
というわけで初めてアタックすることにした。何となく思っていたのは青山から圓頭山へ縦走だったが、青山へ行った時の資料を見ると時間がかかりすぎると思われるのでまずは青山に登った時の最終地点、良景から乾山、圓頭山へ縦走してみることにした。

出発 - まず乾山へ
いつものように福田口岸からまず75番のミニバスで元朗へ。元朗から軽鉄615番に乗り換えて「良景」駅へ。駅数14で4.4ドル。
良景から団地の中を郊外へ歩くとほどなく乾山への舗装された登山道に着く。まずたっぷりと日焼け止めを塗って・・・

朝の散歩帰りの地元の人々が下りてくる。時々「チョーサン(早晨)」のあいさつ。道ばたの花々の写真を撮りながら進む。深圳、香港の植物をまとめだしてからたくさんの花の名前を覚えたのでますます興味が向くようになった。
急な登りの舗装道を上り詰めて舗装がとぎれると径はガレ場の目立つ径と変わる。標高200mあまりだろうか、ここから標高394mの乾山へ向かう。

それにしても暑い。風は心地よいのだが日差しがきつい。貧弱ながらも木陰のあるところで十分に休憩をとりながら尾根づたいにゆっくり進み、ガレ場、急坂を登り切って乾山の山頂に到達。
さすが、深圳の展望はすばらしい。視界がよくないながらも感激。
お腹がすいたので持ってきたおにぎりを一つ食べて休憩。木陰がないのだが、うまい具合に雲が太陽を時々覆ってくれたし、風が心地よい。

つづく


乾山の山頂から青山、九径山方面を望む


より大きな地図で 乾山から圓頭山へ を表示

乾山 山頂へ
登山口 ここから出発
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紅羅雲がお出迎え

ハイビスカスの径を行く
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初めて見る花、鮮やかな赤・・縷紅草(るこうそう) 中国名・五角星花
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右の地肌径を行くと乾山への登山道
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左が乾山
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乾山への径、ガレ場
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ふり返ると青山
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九径山と青山
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さらに進んで
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うっすらと深圳湾大橋
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乾山頂

そして山頂
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乾山頂から見た次の目標、圓頭山
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つづく

2009.10.04     カテゴリ: 香港の山と公園 >  新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 

   香港の山 元朗・乾山から圓頭山 -  深セン展望コース (3) 乾山から圓頭山へ

香港の山 元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ -  深圳展望コース (3)

圓頭山へ 圓頭山と深圳遠望のはず・・・



香港元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ - 深圳展望コース 
(2009.10.2)

乾山 山頂で
乾山の山頂は人もあまり来ないのか蝶の天国、空いっぱいに舞っていた。時折蜂なども。
深圳湾口岸から屯門へ行く道路がよく見えるが残念なことには視界がよければよく見えるはずの深圳の景色が楽しめない。まあ、しゃーないか。視界のいい時にまた来よう。
おにぎりを食べたり風景や花の写真を撮ったりして30分ほどゆっくりする。

乾山から圓頭山(円頭山)へ
香港の山は木々が極端に少ない。そのために圓頭山までの踏み跡がはっきりわかる。で、圓頭山までの踏み跡を確認して圓頭山をめざす。
まず乾山を少し下る。登りもガレのひどいコースだったが下りも同じ。一人なのでハプニングが起こらないように細心の注意を払って・・人に見られたらかっこうわるいスタイルでも気にせずに・・・これが一人の強み。

雨などで崩れているのだろうか、踏み跡がとぎれていたり滑りそうになるため、緊張が解けないままいくつかの嶺を越えて2時間ほど進むとようやく圓頭山が目の前に大きく広がった。
めざす圓頭山の山頂はあと少し。

つづく


乾山 山頂で

深圳遠望 深圳湾大橋がかすかに確認できます。右端は圓頭山


左からの道路は深圳湾口岸から屯門に向かう道路です


そして九径山と屯門の街並み


山頂で




乾山から圓頭山(円頭山)へ



踏み跡が崩れていて・・・


ほっとするひととき


ふり返ると乾山は遠くに


右端が乾山


深圳に近づいて深圳が少しずつはっきりしてきます。ここは大南山と小南山


圓頭山はもう少し。それにしても足場が悪い




たどってきたコースをふり返って


深圳湾大橋がさらにはっきりと


そして圓頭山へアタック


つづく

2009.10.05     カテゴリ: 香港の山と公園 >  新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 

   香港の山 元朗・乾山から圓頭山 -  深セン展望コース (4) 圓頭山頂と下山 (終)

香港の山 元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ -  深圳展望コース (4)

圓頭山から深圳湾大橋



香港元朗・乾山(394m)から圓頭山(375m)へ - 深圳展望コース 
(2009.10.2)

圓頭山 山頂へ
目の前におなじみの丸い山頂に向かって登っていく一筋の径。おそらくこれが最後の登り、そして本日最後の目標。けっこうな急斜面を15分ほどで登りきり、圓頭山の頂上に立った。


白花栴檀草
山頂は白花栴檀草の花盛りだった。
そして展望はやっぱりすばらしい。深圳が目の前に広がる。期待通りだ。
乾山でも深圳の展望がいいと思っていたが、やっぱり乾山からの深圳の風景とは違う。ここでは深圳湾大橋が目の前に広がる。
乾山も圓頭山もそれぞれ展望に特徴があり相互に代用はきかなそうだ。涼しい時に視界のよい日があればもう一度縦走して撮影した方がいい・・

目的を達成した喜びもつかの間、問題が・・・
下山ルートがわからない。踏み跡が2カ所から心細く出ているのだが、貧弱ですぐに消えてしまっているように見える。全く確認できない。さて・・・
もちろん乾山まで引き返す気にはなれないのでどうにかして下りていきたい。幸いなことに樹木がないので最終目標地点一帯は見えている。



圓頭山から下山 - 大変な下山径
まあとにかく道路側に続いている心細い踏み跡を選んで下山を始めた。
足場の悪い急坂を15分ほどで通過して前方を見て唖然、ブッシュ、草や灌木で覆われてトレースが全くわからない。踏み跡が全く見えない・・・
まあしかしここは短パンでは足が傷だらけになる。足場を確保して短パンの上からトレーナーパンツをはく。園山風景区へ行った時に横崗で15元で買っておいたパンツ、三洲田に引き続き大活躍。


踏み跡が見えない
そしてじっくり観察すると・・・あった、青いリボン。おそらく踏み跡を示すと思われた。今までに見たのは赤かピンクのリボンだった。青いのは初めてだがまず大丈夫だろう。
下界の道路まで全体が見渡せるので不思議と緊迫感がない。高圧電線の鉄塔も見えている。最悪あそこへ行けば、メンテナンス用の径が準備されているかも知れないと思える。とにかくあのリボンをめざして進んでみよう。

藪漕ぎでリボンに到着、あたりを見渡すと・・あった、2つめのリボン、そして3つめ・・と順調に進む。
時々リボンを見失いうろうろ探し回りながらもリボンは鉄塔の下に導いてくれた。
鉄塔から少し歩くと置き石されて歩きやすくなっていてやっとほっとした。これでおそらくどこかにつながるだろう。

終点は小さなお廟だった。傍らの樹には「ここから山頂へ」の札が打ち付けられていた。
本当にやれやれ、トレーナーパンツを脱いですっきりする。



軽鉄駅へ
これからバスか何か交通機関のあるところに行かなければならない。ここでも犬に吠えたてられるやら、道を探し損ねるやらでなかなか簡単にはいきそうにない。
とりあえず舗装された道を進む。


軽鉄が走っていた

高速道路の下をくぐり、西鉄線の線路も越えたが駅は近くになさそう。
自転車ばかりとすれ違う。バス停はあるのだろうか。答えはたぶん聞き取れないだろうけどとりあえずバス停がどこにあるか通りすがったにいちゃんに聞いてみる。
「パッシーチャン ピンド?」
「○×△・・・」
やっぱりわからないけど雰囲気はわかる。もう少し行くと大通りがあるようだ。お礼を言って進む。
前方の十字路にバスの横切るのが見えた。期待を持って行って見ると軽鉄も走っていた。最寄りの駅名は「鍾屋村」。確か以前、圓頭山の登山道を探していた時に利用したことがあったかと思う。
まあこれでやっと元朗へ、そして福田口岸へ。


深圳から見ているとよく目立つ圓頭山はメジャーな山のように思いこんでいて登山道も整備されているだろうと勝手に決め込んでいた・・・反省。
でももう少し視界がよければ大帽山ももっとはっきり見えたのに。


乾山から圓頭山へ


香港元朗 乾山から圓頭山

今回の所要時間
乾山へ
軽鉄良景駅 → 乾山登山口  10分
乾山登山口 → 乾山頂    1時間30分

乾山から圓頭山
乾山頂 → 圓頭山頂   2時間20分

下山
圓頭山頂 → 登山口   1時間
登山口  → 軽鉄鍾屋村駅 20分ぐらいか?
歩いた道は「亦園路」というようだ。電子地図で測定してみると1.3km。

アクセス
乾山登山口へは軽鉄「良景」で、圓頭山登山口へは軽鉄「鍾屋村」で下車。
MTR軽鉄 →  軽鉄路線図 


深圳湾大橋から屯門へ向かう港深西部公路



圓頭山(円頭山) 山頂

圓頭山頂の三角点


山頂は白花栴檀草の花盛り


山頂から深圳湾大橋を望む



体当たりしてきた虫・・蜂?



圓頭山から下山

三角点から心細く下る踏み跡に沿って下山


ブッシュ(草や灌木)で全く踏み跡が見えなくなった 中央下に青いリボンが見えます


唯一の頼り。幸せの青いリボン


こんな中にも華麗な・・


鉄塔を過ぎるてやっと安心できそうな・・


これで大丈夫かな・・


めでたく到着



ここから山頂へ と書かれた札



ここから登山口へ・・まずわからない


登山口からあちこちずいぶん歩いてやっと到着した軽鉄「鍾屋村」駅


乾山から圓頭山へ




帰りに深圳、購物公園のJUSCOへ行くと吉野家ができていた・・

食べる。18.5元。開店間もないのか手際がよくなかった。

2010.01.19     カテゴリ: 香港の山と公園 >  新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 

   香港 久しぶりに屯門・青山

香港 久しぶりに屯門・青山

青山から下山路


香港 久しぶりの青山 (2010.1.17)

いつものハイキンググループが青山に行くというので参加。2008年の10月以来1年あまりぶりに香港の屯門にある青山に上りました。2008年は一人でしたが今回は国籍様々で16人。
青山の山頂から乾山手前まで山歩きをして下山という全く同じコースをたどりました。
乾山を越えれば圓頭山へ向かいますが青山からのこのコースは足場が悪く気を抜けないので距離の割に疲労の多いところです。おまけに樹木がないので太陽にさらされます。

透明度がよくないので深圳を見ることができませんでしたが久しぶりの青山を堪能できました。
この次は視界のよいことを願って

青山については → 前回の記事


屯門からかいま見えた青山


青山寺を過ぎて殺風景な登山道を


そして山頂が見えた


鷹岩だとのこと、タカに見えるかな


一本だけ、目立っているデイゴの花








山頂下の風景


三角点のカップル




下山
青山を振り返って








青山は遙か遠くに


ここから後は舗装道路をひたすら歩きます



久しぶりの香港・青山

2010.07.31     カテゴリ: 香港の山と公園 >  新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 

   《香港の山と公園》 深セン湾対岸の香港圓頭山から深セン展望 (1) 深セン湾大橋

香港・圓頭山頂から深圳湾大橋 山は羊台山脈

《香港の山と公園》 深圳湾対岸の香港圓頭山から深圳展望 (1)(2010.7.31)

9ヶ月ぶりの圓頭山
昨年(2009.10.2)圓頭山に初登頂したときはすでに視界のよくないシーズンに入っていたため、次は視界のいい夏に登って深圳を展望してみようという目標を持っていました。
今日、圓頭山に登って念願を果たしてきました。

今(22時)の深圳の能見度(透明度)は32kmとなっています。山頂ではどれくらいの能見度があったのかわかりませんが、見通しはすこぶる良好。深圳の山々はおろか香港最高峰の大帽山、ランタオ島の高山がはっきりと拝めました。
詳細は明日。

圓頭山頂から香港・青山、九径山、背後に香港空港の島・ランタオ島の山々

2010.08.02     カテゴリ: 香港の山と公園 >  新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 

   《香港の山と公園》 深セン湾対岸の香港圓頭山から深セン展望 (2)

圓頭山頂から深圳・大南山、小南山、そして深圳と香港を結ぶ深圳湾大橋

圓頭山
深圳の山に登って見える香港の山はさすがに香港最高峰大帽山(957m)がよく目立ちます。私のマンションからもよく見えますし、香港のシンボル的な山でしょう。

深圳のマンションから大帽山 (2010.8.2)

そしてもう一つ私にとってはメジャーな香港の山がこの圓頭山と青山です。
裏山や塘朗山、それに南山に登ると深圳湾を挟んで対岸に鋭くそそり立つ青山(583m)、名の通り丸い山頂の圓(円)頭山(375m)がとてもよく目立っていて真っ先に目に飛び込んできます。

裏山から圓頭山と青山を (2010.5.20)
中央の丸い山頂が圓頭山、その右にそそり立つのが青山.背後にランタオ島
冬になると透明度が悪くなって大帽山も圓頭山も全く見えなくなります。

ですので、深圳湾に近い圓頭山から深圳を見れば景色がいいだろうな、と思っていました。で、昨年10月の登頂ということになったのですが、あいにく透明度の悪いシーズンに入っていて展望が優れませんでしたので展望シーズンの夏に登ってみようと密かに考えていたのです。
香港の山の多くは山頂付近には木立がありません。特に圓頭山は。ここに真夏に登るとなると相応の心構えが必要。で去年は乾山から圓頭山まで縦走したのですが今回は圓頭山だけ登ることにして出かけました。

《香港の山と公園》 深圳湾対岸の香港圓頭山から深圳展望 (2)(2010.7.31)

深圳湾対岸の香港圓頭山から深圳展望 (2)

一面のブッシュ(灌木)の圓頭山を登る

ルートがわからない・・
いつものように福田口岸から香港・元朗へ、さらに軽便鉄道に乗り換え「鍾屋村」駅へ。
まずここから登山口まで歩きます。20分足らずで登山口。ここで短パンの上からトレーナーパンツをはいてブッシュ(灌木)の攻撃から足を守る準備。さらに軍手で手を防御。日焼け止めも忘れずに・・・
まず鉄塔まで。前回ここまでは比較的はっきりしたルートだったのですがさすがに夏、雑草が生い茂りルートがはっきりせず。いきなり正面に大きなクモの巣。予想通りあまり人が来ないようです。
迂回路を探すも見つからず。クモが一生懸命巣を張っているのをよく目にするので壊すのは気が引けますが破壊・・ごめんね。
20分ほどで鉄塔へ。


鉄塔へ

赤いリボンがありました。
でもルートはどこに?
鉄塔にたどり着くと昨年あったルートを示す青いリボンがなくなっていました。風化したのでしょうね。去年のルートを思い浮かべながら一面の玉羊歯(たましだ)の中、足に玉羊歯ととげのある蔓草の攻撃を受けながらあたりをつけて登ります。
去年はここから頂上の部分に手こずったのですが今回は簡単にルートを見つけることができました。
おそらく2度目のルートだからでしょう。ルートを示すリボンがなかなか目に付かなかったので初めてのルートだったら難しかったかも・・

暑さとバテないよう気をつけて行きます。さすがに日の光は強いのですが風がけっこう涼しくてちょっと拍子抜け。油断をせずにゆっくりと頂上を。最後は急斜面、気を抜けません。

ブッシュに攻められながら鉄塔から50分ほどかけて山頂へ。16時。
さすがにいい眺めでした。久しぶりに歓喜の声を上げていました。

風がよく吹いて涼しいけど日差しを避けてくれるのは三角点の陰だけ。少し小腹が空いたのでこの陰に身を寄せてパンを少し食べました。
17時に下山することにして1時間ほど山頂でのんびりして写真を撮影しました。

下山
この山にはもう一つ登山ルートがあるのです。でもネットで調べたところでは下りてから交通機関がないようなのです。で、登山には前回のルートをとったのですが、見ているとこちらの方がルートがかなり楽そうな上、深圳を眺めながら歩くような感じで魅力的でした。
少し心が傾きそうになりましたが時間的なことも考えて下山後のルートをはっきり知っているこれまでのルートで下山。別ルートはまた今度。
登山口まで45分でした。

トレーナーパンツを脱ぎ手袋もとると・・・パンツ一面、手袋一面の玉羊歯のとげが。帰ってまた一つ一つ抜いて洗濯か・・ちょっと憂鬱。
汗びっしょりになったので着替えをした方がいいかも、ということでポロシャツだけ着替えて軽鉄へ20分歩きます。


帰り、軽便鉄道の行き先表示板には酷熱注意報。そんな暑いのかな・・・

深圳に帰って深圳天気予報を見ると深圳も35度以上になると言う黄色の高温注意報。ほんと?・・

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2010.08.03     カテゴリ: 香港の山と公園 >  新界西北部の山-青山/乾山/圓頭山 

   《香港の山と公園》 深セン湾対岸の香港圓頭山から深セン展望 (3)

圓頭山頂から青山と空港、ランタオ島の山々


出発

鍾屋村駅を降りてから青山を正面に見て登山口へ向かいます この少し先を右折


これが登山口の地神のほこらです。ここから山頂に向かってしばらくお墓が続いているので石段など作ってありますが、訪れる人が少ないのか荒れ放題の上、お墓に行く道と山頂へのルートがごっちゃになってややこしい。


山頂が見えてきましたが相変わらずルートははっきりせず。全体を大まかに見渡すとルートらしき雰囲気が・・


透明感のある風景 右には香港最高峰・大帽山(957m)、左奥に深圳最高峰梧桐山(944m)


圓頭山頂に到着。三角点です。日陰はこの陰だけ・・・



圓頭山頂から

屯門の町、右に青山(583m)、左に九径山のふもと、奥にランタオ島。ランタオ島のふもとに香港国際空港が見えます


青山から圓頭山へ縦走するルートです。木がありません。
青山からだと6-7時間かかると思います。ハードなので私は途中に見える乾山で2回に分けました。


香港・天水圍のマンション群と深圳湾マングローブの林をはさんで深圳のビル群


これは現在の私の香港拠点、元朗の町


深圳方面を見ると深圳湾大橋。右端には裏山に続く塘朗山、その後に羊台山


望遠でとらえた深圳・地王大厦


そしてランタオ島、香港国際空港に着陸寸前の旅客機


軽鉄も見つけました



下山

ルートは2つありますが考慮の末、同じルートを引き返すことにしました。もう一つの方が楽そうな上、深圳を見ながら歩くコースなので心ひかれるのですが・・・
また今度


数少ない花が咲いていました


山頂を見返ると・・



下りてきました。地神のほこらの傍らにあった岩、線香が供えられていました


軽鉄への帰り道、振り返った圓頭山


深圳に戻って・・・


日が長いので安心して香港でのんびりしていたら深圳に着くと日はとっぷり暮れて・・

もう自炊するつもりもなく食べて帰ろうと深圳・福田口岸前の寿司屋で食事。
鰻魚蛋飯というのを注文。鰻と卵のご飯。これに刺身といくつかの寿司を付けて38元。やっぱり場所がら少し高い。香港人の多いところなので香港人価格か。
もしかして店のボスは香港人?


のんびりしていたら1元バスの最終がなくなっていました(8時最終)。仕方ないので歩いて別のバスのりばへ。2.5元の高いバスに・・




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