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カテゴリー 《 深圳内装日記2004-2005 》  130 記事  9 ページ
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2006.07.07 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》目次


深圳初内装日記 概要と目次


内装会社
創房記の期間の日記から、2004年6月にマンションを購入以後、内装設計会社探し、内装設計、マンション引き渡し(2005年1月)、内装工事、内装完成、引っ越し(2005年6月)までの記録です。
この頃、私はまだ香港に住んでいました。
2004年7月から2005年6月までの日記からExblogで2006年7月から2007年10月にかけて毎週2回、計127回連載しました。

2004年 5月25日-6月7日 マンション探し。
2004年 6月 7日 マンション購入。マンションは建設中
2004年12月 3日 内装設計会社を名雕に決定、手付け金を払う
2005年 1月 5日 マンション引き渡し
2005年 1月 6日 内装工事申請
2005年 1月 9日 起工
2005年 1月27日-2月28日 春節の休み
2005年 2月 9日 陰暦1月1日
2005年 3月 1日 内装工事再開
2005年 5月31日 竣工。掃除。
2005年 6月 1日~ 引っ越し準備。毎日ハンドキャリー。
2005年 6月 5日 香港から深圳へ引っ越し
2005年 6月12日 香港の賃貸マンションのあけわたし

深圳初内装日記(Ⅰ) 準備 2004年7月19日 - 2005年1月6日
【 1】 ---------- プロローグ 【 2】 2004.07.19 えっ弁護士?  【 3】 2004.07.25 深圳の家具屋初見学  【 4】 2004.07.29 ショッピングセンターと好百年  【 5】 2004.07.31 内装設計会社見学  【 6】 2004.08.03 ローンの銀行口座開設 【 7】 2004.08.14 友人とマンション見学 【 8】 2004.08.21 マンション主催の内装展示会 【 9】 2004.08.28 造園中 【 10】 2004.08.31 香港日通 香港アート
【 11】 2004.09.09 順電 - マッサージチェア 【 12】 2004.09.12 山姆会員店から好百年   【 13】 2004.09.19 ローン領収書 【 14】 2004.09.23 永安、海大装飾公司 【 15】 2004.10.26 一ヶ月ぶりに深圳  【 16】 2004.11.06 内装設計デザインアイデア 【 17】 2004.11.15 海大装飾公司と共に百安居へ 【 18】 2004.11.17-18 背中のできもの 【 19】 2004.11.28 掲示板の仲間と情報交換 【 20】 2004.11.24 海大装飾公司から資料提出  
【 21】 2004.12.01 日本人内装設計屋 【 22】 2004.12.03 内装設計会社に手付け金 セントラル空調システム 【 23】 2004.12.04 マンションの部屋の寸法測定 【 24】 2004.12.11 内装講座 【 25】 2004.12.14 システムキッチン・ショールーム見学 【 26】 2004.12.16-17 設計案 【 27】 2004.12.21 名雕装飾公司と契約 【 28】 2004.12.22-26 設計図面チェック、修正 【 29】 2004.12.29 地下鉄開業 【 30】 2005.01.04 引き渡し案内状
【 31】 2005.01.05 マンション引き渡し 【 32】 2005.01.06 内装工事申請

深圳初内装日記(Ⅱ) 内装工事 2005年1月9日 - 2005年5月31日
【 33】 2005.01.09 ついに起工 【 34】 2005.01.10 内装工事第 2日 給湯器を買う 【35-1】 2005.01.11 内装工事第 3日 水電費用予算 その1 【35-2】 2005.01.11 内装工事第 3日 水電費用予算 その2 【Photo Gallery】 Photos 香蜜山 【 36】 2005.01.12 内装工事第 4日 木材買いだし 【 37】 2005.01.13 内装工事第 5日 システムキッチン設計 【 38】 2005.01.15 内装工事第 7日 壁の再構築と木工開始 【 39】 2005.01.16 内装工事第 8日 システムキッチン設計変更で苦労 【 40】 2005.01.18 内装工事第10日 工商銀行カード作成、バスタブ探し
【 41】 2005.01.20 内装工事第12日 あんま湯船 【 42】 2005.01.23 内装工事第15日 外壁に穴開け 【 43】 2005.01.24 内装工事第16日 内装設計会社へ2回目の支払い 【 44】 2005.01.29 コンセントの数が.. 【 45】 2005.01.31 もうひとりのマンション購入者 【 46】 2005.02.02 春節で一休み 【 47】 2005.02.26 春節後の香港へ、再びインド航空 【 48】 2005.02.27 1ヶ月ぶりに香蜜山 【 49】 2005.03.01 設計士の退職 【 50】 2005.03.04 タイル納入
【 51】 2005.03.06 いい天気 【 52】 2005.03.08 空調を買う 【 53】 2005.03.09 空調の配管工事 【 54】 2005.03.10 リリーフ設計士 【 55】 2005.03.11 タイル張り打ち合わせ、各種売り込み 【 56】 2005.03.13 タイル張り 【 57】 2005.03.14 各種ノブ 【 58】 2005.03.15 インターホン配線変更 【 59】 2005.03.16 一苦労の破損タイル交換 【 60】 2005.03.17 タイル交換受け取り
【 61】 2005.03.19 スズキの車を買った中国人 【 62】 2005.03.21 内装設計会社へ第3回目の支払い 【 63】 2005.03.23 内装材料店巡り、不動産携帯メール 【 64】 2005.03.24 いろいろな内装材料仮店舗 【 65】 2005.03.25 地板工場見学 【 66】 2005.03.27 地漏って ?   【 67】 2005.03.28 もう一つの地板工場見学 【 68】 2005.03.29 TOTOウォシュレット、バスタブ 【 69】 2005.03.30 大理石とフローリング材 【 70】 2005.03.31 大理石屋を見学
【 71】 2005.04.01 大理石屋の選定と種類の決定 【 72】 2005.04.02 大理石打ち合わせ、キッチン用品 【 73】 2005.04.03 フローリング材、壁紙視察 【 74】 2005.04.04 フローリング玉香檀実装見学 【 75】 2005.04.06 ウォシュレットとバスタブ購入 【 76】 2005.04.07 システムキッチン設計変更 【 77】 2005.04.08 フローリング材、壁紙の見積もり 【 78】 2005.04.11 内装材料 【 79】 2005.04.14 外観はマンション側の所有 【 80】 2005.04.15 購買指令書?
【 81】 2005.04.16 コンセント・スイッチを買う 【 82】 2005.04.17 またもやスリに・・・ 【 83】 2005.04.19 ベランダのフローリングの勇み足 【 84】 2005.04.20 楽安居へ 【 85】 2005.04.21 内装工事の段取り 【 86】 2005.04.22 大理石屋へ進行確認 【 87】 2005.04.23 やっとあんま湯船を決定 【 88】 2005.04.24 あんま湯船 - 設置場所の寸法確認 【 89】 2005.04.25 大理石取り付け工事 【 90】 2005.04.26 照明器具 - ダウンライトとスポットライトを買う
【 91】 2005.04.27 元設計士の内装工事チェック 【 92】 2005.04.28 ガス開戸手続き 【 93】 2005.04.29 ガス開戸準備、房産証準備など 【 94】 2005.04.30 ガス開戸手続き成功 【 95】 2005.05.01 洗面台購入 【 96】 2005.05.03 照明購入 【 97】 2005.05.04 照明、浴室小物を購入 【 98】 2005.05.05 装飾設計公司の検査員 【 99】 2005.05.07 あ、水道管が・・・ 【100】 2005.05.15 コンセント・照明工事
【101】 2005.05.16 ホームセンター巡り 【102】 2005.05.17 内装工事終盤 【103】 2005.05.18 フローリング工事(1) 【104】 2005.05.19 フローリング工事(2)と衛生間の設置工事 【105】 2005.05.20 フローリング工事(3)、その他 【106】 2005.05.21 システムキッチン設置工事 【107】 2005.05.22 フローリング最終工事 【108】 2005.05.23 壁造りミスと壁紙配達 【109】 2005.05.24 家具屋さんへ 【110】 2005.05.25 主ベランダ床工事
【111】 2005.05.26 壁紙貼り 【112】 2005.05.27 システムキッチンと空調の設置工事 【113】 2005.05.28 ソファー購入決定 【114】 2005.05.29 内装工事最終章(1) 【115】 2005.05.30 内装工事最終章(2) 【116】 2005.05.31 ついに内装工事竣工 掃除 【117】 2005.05.29-31 内装工事竣工写真集

深圳初内装日記(Ⅲ) 引越し 2005年6月1日 - 2005年6月12日
【118】 2005.06.01 ブレーカー切断、復帰せず・・・ 【119】 2005.06.02 引っ越し準備 【120】 2005.06.03 洗濯機、家具の配達と組み立て 【121】 2005.06.04 防盗門(鉄門)設置工事 【122】 2005.06.05 引っ越しの日 デスクトップPCを持って税関通過 【123】 2005.06.06-12 引越し以後、香港マンションの賃貸契約解除まで

深圳初内装日記(Ⅳ) マンション購入から内装工事、引越までの総経費詳細
【124】 2005.06.04 総経費詳細 (1) 概要 【125】 2005.06.04 総経費詳細 (2) 内装費 【126】 2005.06.04 総経費詳細 (3) 家具家庭用品費内装費 【127】 ---------- エピローグ
( 完 )

2006.07.08 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(1) プロローグ


深圳初内装日記【1】プロローグ


一般に中国のマンション購入は内装のしていないスケルトン渡しなので購入してから内装設計手配、内装工事と自分で手配する必要があります。加えて新築の場合、マンション工事の完成前に買う青田買いも多いので、購入から入居まで1年以上かかるケースもまれではありません。

既にできあがっている新築物件を買うと内装工事分だけの期間、数ヶ月で住むことができます。この場合、投資目的で買っている人から買うことになる場合が多いので金額的には割高になります。


マンション建設

私の場合は青田買いでしたので2004年6月8日仮契約書をしてから引き渡し予定の2005年1月までは7ヶ月待たなくてはなりませんでした。
日本でも内装手配など縁がありませんでしたので、どうすればよいか、全く判らない状態でしたので、7ヶ月は長いものの内装手配の方法を勉強するのに十分な時間が確保できたとも言えます。


モデルルーム

当初は会社で知り合った通訳とか知人に助けてもらうことを考えていましたが、考えの甘いことを知ることに。長期間、常に彼(彼女)と共に行動できるわけでもないので、かなり面倒なことが判り、結局割り切って、誰にも頼らず自分の力でやってみようと決断するに至りました。

当時の私の中国語の会話力は中級程度、しかしながらふたを開けると....
当然のことながら「業界用語」のオンパレードで殆ど判らない状態がけっこう続くことになりました。会話調を常に携行して困ったら筆談を。

そしてマンション購入とは造成地だけを買うこと、内装工事とは買った造成地に注文住宅を建設することというのを感じていくことになります。

次回からは2004年7月18日からの日記によって振り返ります。中国でのローンを経験するために少しの金額をローンすることにしましたのでこの話も少し触れます。



香港から現地への「通勤」ではんこだらけになったパスポート

2004年マンション探し

マンション探しは毎日香港から「通勤」です。()は利用したイミグレ地点

5月22日(土)(羅湖,羅湖)宝安でチラシをもらい見学。金滙名園
5月23日(日)---
5月24日(月)---
5月25日(火)(羅湖,羅湖)南山へ: 西麗山庄など
5月26日(水)(羅湖,沙頭角)
       塩田・沙頭角: 山海華庭,碧海藍天名苑,
       羅湖: 蓮塘仙湖植物園付近, 
5月27日(木)(羅湖,?)布吉へ
5月28日(金)(皇崗、皇崗)龍珠大道,香蜜湖不動産屋へ
5月29日(土)---
5月30日(日)(沙頭角,羅湖)塩田: 大小梅沙,羅湖、蓮塘
5月31日(月)---
6月 1日(火)(羅湖,?)南山,蛇口
6月 2日(水)(皇崗、皇崗)香蜜湖へ: 新天国際名苑,金地香蜜山,熙苑
6月 3日(木)(皇崗、羅湖)香蜜湖へ: 缇香名苑 翠海花園
6月 4日(金)---
6月 5日(土)---
6月 6日(日)(皇崗,羅湖)香蜜湖へ: 香谢里
6月 7日(月)(皇崗、羅湖)金地香蜜山を購入手続き、定金(手付け金)5万香港ドルを小切手で納入。

2006.07.14 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(2) 弁護士 (2004-7-19)


【2】2004年7月19日(雨降ったりやんだり) えっ、弁護士?

香港住まいだった私は決意して深圳にマンションを購入。以後は香港から中国へ「出勤」する生活が始まりました。

6月7日、マンション購入手続きをして香港ドル5万ドルを小切手で支払い、6月13日、ローン分を差し引いた全額を小切手で納入。小切手払いなので仮領収書で正式ではありません。


お金を集めてマンション建設中に資金がなくなり施工主がお金を持ってとんずら、という目に遭った人を知っているのですが、当時とは状況も違うし、ここの施工主は既にいくつものマンションを手がけているので...まあ、ちょっと心配になりますがもう引き返せないので度胸を据えて...

工事途中で終わっているビルはまだいくつか残っています。写真のビル、実はこれもそうです。まだ再開される気配がありません。



朝、KCRで羅湖へ。
イミグレを出たところには小さな店屋が並んでいて、どこの店でも香港ドルを人民元に両替してくれる。今日は気分を変えて初めての所で両替。

香港ドルを人民元に両替中急に大雨が降り出したので「おっ、雨が降ってきた」というと、ここの店のおばちゃん、指さして「10元だ、安いよ」という。見ると折りたたみ傘を売っていた。あまりのグッドタイミングに大笑い。一つ買って外に出ると大雨がやんだ。

羅湖9時半ごろ、ミニバスで建設中のマンションへ。10時20分に着く。10kmぐらいのはずなのにあちこち回るので意外に時間がかかる。この前マンション購入費を香港銀行の香港ドル小切手で納入したため仮領収書だった。今日は管理所で正式領収書をもらったあと、契約書や税金などの手続きをする。この相手は銀行員ではなかった。名刺をもらうと広東金陽律師事務所の律師助理と書いてある。えっ弁護士?どうやら弁護士を仲介するみたい。税金関係があるので不正が起こらないように防止策なのだろうか。サインばかり。30分ぐらいで終了。



購入時


建設も進んで覆いがかなりとれて中が見えるようになってきた。後の棟はまだすっぽりと覆われてはいるが...
内装の設計会社の看板を発見。拓歩(Top)装飾。ここはマンションを探している時に声をかけられてカタログと名刺をもらっていたのでなじみが。

今日は9000歩。

2006.07.15 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(3) 深圳の家具屋初見学 (2004-7-25)


【3】2004年7月25日晴れ 初めての家具屋見学

マンション建設ラッシュのためか、深圳には家具屋さん、材料センター、ホームセンターが至るところにあります。数も規模も半端でなくすごいです。

深圳は6つの区の内、宝安区と龍崗区は経済特区ではありません。特区への出入りには許可証が必要で境界では許可証をチェックしています。外人はパスポートを示します。

宝安区に温泉のある石岩と言うところがあります。山間地の田舎町ですが、どういう訳かこんなところにも巨大な家具屋さんが...


石岩バスセンター付近
石岩行きのバスが目につく。石岩は温泉地があると友人の香港人が言っていたので名前は知っていたので興味で乗ってみた。深圳中心部からはバスで1時間ぐらい。

石岩は地方交通の分岐点といった感じでゆったりした田舎の雰囲気。でもバスターミナルにはなぜか巨大な家具屋さん。会社用の机や椅子がメインで家庭用のソファーとかもあった。

今後のために机といすを見る。長さ1.5m程度の重厚な机と背もたれの高い椅子、脇机など、セットにしても3,000元程度で買えそうだ。かなり立派なのに安くてびっくり。


石岩バスセンターにあった巨大家具屋さん

バスを乗り継いで皇崗へ、ここのイミグレから香港に帰ることに。検査所で乗り換え。皇崗まで合計7元。(皇崗まで直通の路線バスがあったのですが当時は知りませんでした)

イミグレは10時過ぎというのに日曜日のためかめちゃくちゃ混んでいた。香港人の家族連れとカップルが多い。
イミグレの入り口は香港人用と中国人・外国人の2つに別れているが中国人・外国人の入り口も満員。
観察してみると、香港人が溢れて中国人外国人用のイミグレの入り口をふさぎ、中国人と外人が中に入れない。状況がのみこめて香港人をかき分けて強引に入る。

8,700歩

2006.07.21 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(4) ショッピングセンターと好百年 (2004-7-29)


【4】2004年7月29日(雨のち曇り)ショッピングセンターと好百年

香港から皇崗経由で深圳・香密湖へ。
財富広場に内装設計会社があるというので確認。3つぐらい固まってあった。訪問はしなかった。ここはマンションからほど近いロケーションにある。

近くにいい購物中心ができていた(東海坊)。どうやら地下鉄駅近くの東海花園の系列のようだ。美しいショッピングモールでちょっと顔がほころぶ。
香密山のマンションでミニバスを買い、買い物などに利用できるように運行する、というのがホームページに書いてあった。財富広場を通るコースの案もあったから、ここにきれいなショッピングモールができるのは嬉しい。
日本料理屋もあるが味はどうなんだろう。まだ営業時間ではない。別のレストランで軽食を食べる。それなりに高いがたまにはいいかもしれない。この付近は高所得者層の住居のようだから高いのかも。

足を伸ばして崗厦の好百年と言う所で家具を見た。めちゃくちゃ大きかった。4~5階もあってびっくりする。ただ石岩で見た方がずっと安かった。
好百年は高いというイメージが頭の中でできあがる。
12,300歩

 

香港の粉嶺に住んでいた時、マンションが駅から少し遠く15分ほど歩くので、マンションがミニバスを数台持っていて住人専用でマンションと駅を往復して使えるようになっていました。無料というわけにいかず2香港ドル(30円)で、このチケットを買うためには住人証が必要でした。このマンションの他にもミニバスを持っているところが多くありました。

中国でも買ったマンションの香蜜山の近くのいくつかのマンションも自家用のミニバスを持っています。香蜜山でもミニバスを買うことになってそのルートがいくつか示されていました。「住民投票」でコースを決定しようと言うわけです。これは未だに運行されていません。入居者がまだ少ないと言うことでしょうか。

ショッピングモールは東海坊といい、東海花園マンションに付属。東海花園には韓国人が多く入居していると言ってました。近くに韓国人のヘア・サロンもできました。

2006.07.22 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(5) 内装設計会社見学 (2004-7-31)


【5】2004年7月31日晴 内装設計会社見学

普通マンションは庭を取り囲むようにして棟を建設しますので外側に位置する部屋からは庭が見えません。で、内側の庭が見える部屋は高価に設定されます。 外側に比べて内側の値段が1.5倍以上になるところも多いようです。たとえば これの庭が見える部分は高いです。
内側の欠点は向かいの棟の窓からこちらの部屋が丸見えになるのでカーテンをしておかなければならない時も多いことです。外側は外側の環境によりますので時々刻々と状態が変化します。

私の買ったマンションは外側に属する場所になるので安くなります。
どちらが自分に合うかですが、私の場合は外側に向いている部屋のカーテンをほとんどしないのでこれが良かったかなと(思うようにしてる?)。

昼から深圳・香密山へ。買った棟が自分として問題ないかどうか、周りを観察しながら検討してみる。変更無しでもいいか、と言う気分になる。

歩いて東海坊へ向かう。歩いて30分。この付近にも新しいマンションをどんどん建設中。
途中、植木のスーパーマーケット(花卉超市)と言う所を見てみる。売り場がばかでかい上に安い。僕の背丈ぐらいの観葉植物が65~75元で売っている。小さい鉢植えなら2元からある。でも高いのはびっくりするくらい高かった。




 




前回は財富広場で装飾会社の「拓歩装飾」をちらっと横目でにらんだ。今回は別の会社に。

9階の「名雕装饰」へ。カウンタに置かれたパンフレットを見ながらしばらく話をする。やっぱり言葉の理解率は下がる。専門用語的になるからだろうか。設計技師を紹介された。若い女性。接客テーブルで話をする。
夕焼けがきれいだった。
10,300歩。


(50階建ての招商銀行大厦。形が通天閣に似ているので勝手に通天閣と呼んでます)


7月31日は私が香港へ来てから8周年ということを忘れてました。
内装のことを中国語では装修といいます。内装設計会社は「XX装飾公司」という名前が圧倒的。
ここを訪れると普通、平面図を書いて費用の大まかな見積もりをしてくれます。ここまでは無料です。そのあと手付け金を払うと残りの図面設計をします。
この当時はまだよくわからなくて話を聞きながら、どこまでしたらお金を払う必要なのかな、と気になっていたのです。3社ぐらいで見積もりしろと中国人が言っていたのでまだ決めるわけにはいきません。通訳が必要なのかなと思ったのですが...

翌8月1日日曜日、友人に通訳をと考え電話。時間が合わないみたいであまりよい返事がありません。確かに必要な時、いつでもで来てもらえるわけでもないし....割り切りました、自分でみんな段取りしてみようと。こう思うとちょっと楽になりました。

2006.07.28 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(6) ローンの銀行口座開設 (2004-8-3)


【6】2004年8月3日 ローンの銀行口座を開設

マンション購入資金の1/4程度を5年の銀行ローンにすることにしまして、香港系の永亨銀行深圳支店へ。これはあの深圳でNO.1ののっぽビル、地王ビルにあります。


やっぱり困難な専門用語のオンパレードで、全てを把握することは無理と判断してポイントだけ把握しようと。手数料や付属する費用など、全部含めて約10%程度のアップになることが確認できた時点で借りることにしました。ここでもやっぱり、弁護士費用があり、借りる金額にしてはけっこう馬鹿にならない金額。高すぎる、と詰め寄ったらあっさりと半額ぐらいになりました。??ですね。(写真:ローン契約、表紙。全15枚)

必要書類がかなりあったのですが、個人のプライベート書類の半分近くを提出拒否したにもかかわらず、借りる金額が少ないことからローンOKとなりました。銀行側も担保としてマンションがあるわけですから、そんなに深刻に考えるわけはありません。

ローンは返済するために銀行口座を作る必要があります。当時は香港に住んでいましたし、香港ドルで借りていますから香港の銀行で口座を作っても良いとのことでしたが内装ができれば深圳に引っ越すことになるので深圳の支店に口座を作ることに。身分証はすべて香港IDカードで。

昨日電話があり、深圳の永亨銀行へMs. Mを訪ねる。深圳に口座を作ることにしてMs.Mが段取りしてくれた。僕はサインのしまくり。
Ms.Mは香密山のマンションを見てきたらしい。しきりにいい場所だとうなっていた。たぶんお世辞は入っていないと思う。
30分ちょっとで手続きを終える。


食券のプリペイドカード
永亨銀行と同じ階にある食堂街でラーメンを食べる。ICカードになった食券(プリペイドカード)。面白い。たぶんサラリーマンが昼食で利用する場所なのだろう。


2006.07.29 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(7) 友人とマンション見学 (2004-8-14)


【7】2004年8月14日 中国人の友人とマンション見学

マンションの建設ラッシュはまだまだおさまりそうにありません。私の近くでも同じ。近くにできた新しいマンションで冷やかしにモデルルームでも見ようと思っていくと既に売り切れだと...モデルルームができてまだ数ヶ月だというのに...

中国人にとってはマンションを買うことは大きな関心事でしょう。
私の友人に南山で最近新築を買い(青田買い)、既に内装を終え住んでいる中国人がいました。彼が興味を持って見に来ました。


中国人の友人と会う。彼は私の買ったマンションを見たがっていて、一緒にタクシーで見学に。彼は部屋が北环大道の近くなのでよくないと言う。部屋を変えることができるかどうか聞いてみた。120㎡の部屋はすでに売り切れ。
どれだけ売れたのか聞いてみると、営業ウーマンはすでに95%程度売れたと胸を張る。びっくり。5月から売り出されたので、3ヶ月半でほぼ売り切れ状態。昨日ネットで調べていたら、近くのマンションは1-2年たっていてもなお売れ残りがあるのを考えるとすごい。

彼は装修でもいろいろ教えてくれた。結構めんどくさいようだ。
新しく向かいに造り始めているマンション、香域中央花園の値段を彼はすでに聞いていた。9,000元/㎡らしい。高すぎてほんとにびっくりする。この近くでできているのも8,000前後。
ほんとにこのあたりはいい。買い物が不便なのがちょっと難点だけど。
14,300歩。

だんだんできてきた香蜜山


近くの高校


2006.08.04 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(8) マンション主催の内装展示会 (2004-8-21)


【8】2004年8月21日 (土) 雨 マンション主催の内装展示会

どこでもマンション購入というのは人生の一大事業でしょう。投資目的でない普通の人にとって内装工事というのはおそらく初めての人が多いのではないでしょうか。

マンション側も購買者に対して内装関係の説明会や展示会を幾度か開催しています。
案内は携帯電話のショートメールで送られてきます。


昨日、香蜜山マンションから携帯電話ショート・メールで21-29日まで内装関係の催しをするとのことだったので香蜜山へ。皇崗から325路のバス。

まず雨の中、建設の進行具合をチェック。雨なので周りの緑がめちゃ瑞々しくて美しい。でも靴は雨でびしょびしょ。
マンションの会館にアスレチックジムとサウナがあるのに気がついた。プールとか、やっぱり入場料は取るのだろうな。

内装の展示はほんとに写真の展示だけの簡単なもの。名雕装飾と永安装飾の写真の展示がある。永安の設計者(だと思う)が数人セールスに来ていた。連れだって彼らが用意した車で彼らの事務所に行く(景田路)。好みの内装方法などを話し合い、見積もり、計画表などを彼らが提出することで今日はお開きとなった。
名雕の彼女にも見積もりをとってもらった方が公平。気持ち的には名雕の彼女の方が細かい所まで気を配ってくれそうだ。

近くの喫茶店でご飯を食べてから同じく325路で帰る。初挑戦のこのバス、樹脂のシートで堅いけど、すごく早く皇崗に着いた。
9,500歩

サウナ
 

ジムとプール
 


2006.08.05 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(9) 造園中 (2004.8.28)


【9】2004年8月28日 (土) 雨 造園中

造園中のマンション内の庭が公開されていた。本当に山地の生活をテーマとして造られていた。作り方がちょっと遊園地っぽくないこともないがいい雰囲気だった。入居してからしばらくは遊べそうだし、客が来たときにもよい。しかし先週に引き続き雨。
今日の目的である写真撮影。経験的に制止されると思い、なるべくわからないようにしたが見つかった。プールで撮影していたとき管理人が大急ぎでやって来て制止した。
10,500歩









一般に香港や深圳のマンションは周りを塀で囲まれて一般の人は入ってこれません。で、マンションの庭園は住人のプライベート庭園です。
香蜜山マンションの特徴は小さな丘を平地にせず、そのまま利用してマンション造りをしたことで、塀で囲まれたマンション内には起伏が豊富でそれを利用した造園になっています。年をとったらちょっとしんどいマンションかも知れませんが毎日トレーニングができると考えることもできます。実際、庭園を3週ぐらいすればけっこうなエクササイズになります。

2006.08.11 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(10) 香港日通 香港アート (2004-8-31)


【10】2004年8月31日 (火) 曇, 9-1(水) 晴 香港日通、香港アート

日通からメール。中国への引っ越しの件で税金とかを問い合わせていた。
非常に早い回答。税金の目安の金額表もあった。ただ、香港人の友人は税金を払わなかったとメールで返事をくれているし、今年から香港からの持ち込みに対して税金が大幅に減っているはずだと思うのだけど...

送ってきた表で計算すると、めちゃ少ない僕の荷物でも4000元程度の税金が必要。ちょっと冗談ではない。何かいい方法はないものか。アートの回答も待ってみて、香港の引っ越し屋にも問い合わせた方が...

翌朝、アート引越センターから電話。問い合わせた中国への引っ越しの税金の件、調べて連絡するとのこと。日通よりアクションが遅いし頼りない。


香港日通から届いた税金資料


ほんとにインターネットは便利です。まだ半年近くもあるというのに内装の下調べをしています。気が早いみたいのですが、なるべく早く情報を知っておく方が安心するので。
メーカーのホームページを探して質問欄から質問、すでに多くの情報を入手しました。

TOTOのウォシュレットは6月9日にメールをもらって、価格と上海の連絡先などを教えてもらいました。ウォシュレットは中国語で卫洗丽(衛洗麗)と言うことを知りました。きれいな音訳です。あとになって、ウォシュレットがホームセンターに普通に売っていることを知ります。
INAXにもあるようですが問い合わせませんでした。

IHクッキングヒーターは日本大手3社に問い合わせましたが、いずれも日本以外の仕様は作っていませんとの返事が8月初旬に。ただコンロ単体としては中国で普通に売っていました。

あと、大阪のメーカーが上海で電気ごたつ(櫓)を作っていて220V仕様もあるとの情報を聞き問い合わせ。輸送費100元追加で送るとのこと。
深圳、香港も最近冬になると寒い日が続く時があります。最低気温6℃とかもありました。基本的にこちらでは暖房設備がありませんので6℃になると底冷えします。
現在、日本から運んできた櫓こたつを使っていますが100V仕様なのででっかいトランスをつけてやっています。ちょっと面倒。

2006.08.12 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(11) 順電 - マッサージチェア (2004-9-9)


【11】2004年9月9日雨時々曇 順電 - マッサージチェア

華強北の順電(顺电)を見て回り疲れたところで1階のあんま椅子の販売員に呼び止められ試用する。

背中は骨に当たってちょっと痛いが他は結構気持ちがいい。馬鹿にしたものでもない。どおりでどこへ行っても大勢の人が試用しているはず。お金に余裕があれば買いたいと思うところだが値段を聞いてびっくりする。3,9000元のところ、キャンペーン中で32,000元だという。50万円近い。これが今日2台売れたと。1ヶ月30台ほど売れるという。金持ちが多いものだ。これらはみんな日本製。富士とか松下製。ネットで調べてみると実売価格で2倍の値段というところ。関税だろうか。

気持ちよく試用していると偶然中国人の友人が顔を見せた。こいつ今までどうしていたのか。ほんとに久しぶりである。連れだって外へ出る。聞いてみると彼は会社を作ったといい、マンションも買ったという。ちょっと不安になる。変なことはしていないだろうか。買ったマンションを見学したあと、外へ食事。彼も僕も食事の注文は苦手。どうにか食べる。その後、皇崗から香港へ。深夜12時過ぎ香港・粉嶺の自宅へ。
10,000歩


彼が買ったマンション。東芝の42型のプラズマテレビもあった


マンションを探すため、路線バスにのりながら深圳特区内をあちこちめぐっていた時に、いろいろな店を見つけていました。中を見学してはいませんでしたが、たくさんあるなあと感じていました。
マンション購入以後はこれらの店を一つずつ見学して品揃え、値段などを見て回りました。

順電は家庭電器を中心に厨房用品、家具まで売っているチェーン店です。そして華強北と言うのは大阪で言えば日本橋、東京だと秋葉原と言うことになりますが、電気・電子、通信関係の店が多く集まっているところです。電子部品を売っているところは規模がばかでかくてびっくり。

華強路

道幅としては広いのですがほとんどを歩道にしていて車道は4車線しかなく、常に渋滞しています。

2006.08.18 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(12) 山姆会員店から好百年 (2004-9-12)


【12】2004年9月12日(日)曇 山姆会員店から好百年

12時に香港粉嶺のマンションを出て中国へ。
香蜜山マンションを裏側から観察するため、北環大道を通るバスに乗って香蜜山を見てみる。うーん、やっぱりちょっと北环大道に近づきすぎるかもしれない。うるさいかな...

香蜜山からほど近い山姆会員店へ。装修(内装)の本を買う。またまたけっこう買いためた。
ミニバス441路でジャスコに行こうとしたがジャスコを見つけられなくて、かわりに「好百年」という家具屋があったので見ていく。ここがどこかわからないが。
ベッドやソファなど家具で、まだあまり興味がわかない。

どこにいるのかよくわからないのでタクシーでジャスコへ。18元と言うことは好百年はジャスコから歩くには遠いことになる。うどんとかお好み焼きの材料を買う。やっぱり日本製は高い。普段の何倍ものお金が消えていく。
7,400歩

香蜜山北側を通る北環大道。(香蜜山から)


買った内装設計の本の一部です。ずいぶん安く一冊20元から40元ぐらいであります。



宝安北路の家具屋、内装材料屋の密集する付近。南を望む。北には百安居、楽安居、金海馬家具など家具、内装材料屋の有名どころがずらーっと並びます



(つぶやき)うーん、この頃はまだ派手にタクシーに乗ってますねえ。
深圳各地の位置関係などつかめていないからしょうがないですかね。
では日記の解説を...

東西に細長い深圳は、特区内を東西に横断する主要な道が3本あります。北から北環大道、深南大道、浜海大道(浜河大道)の3つ。深南大道は有名なテーマパーク群を走る生活道路、浜海大道は南の海辺を香港を遠望するように走っています。
北環大道は港とかとつながっているようでトラックが多く走っています。で、他の道に比較すると少し騒がしい気がします。
結果的には、マンション引き渡しの前に北環大道に面する棟の窓は防音のため2重窓になりました。窓を閉めておくとほんとに静かです。



マンション探しの頃、バス停に「山姆会員店」というのがあって何の会員店だろうと思っていました。最初に見学した時、スーパーみたいだなと思ってかまわず買い物をしてレジへ、ここで年会費が必要なことを知り、その場で年会費の150元を納めて会員になったのです。
この日は2回目。
(山姆会員店リンク先は新しい店です。古い店はここから2kmほど東にあり現在ウォルマートとして改装中。8月末オープンのようです)



今は廃止となったミニバス441路は2つめのJUSCO、東湖店に行くのですがこの頃はまだ東湖店はできていません。深圳特区はまだ素人でよくわからず間違えたわけですが、そのおかげで、おそらく深圳で一番の内装材料店や家具屋さんが密集した宝安北路に遭遇したのです。
ただこの時はここがどこかはっきりわからず、内装関係の大型店が非常にたくさんあるなあという印象だけが残っていました。

(特区外に宝安というところがありますが、宝安北路は宝安とは関係ありません。宝安北路は羅湖の北になります。深圳市となる前は宝安県だったのと関係あるのでは..)

2006.08.19 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(13) ローン領収書 (2004-9-19)


【13】2004年9月19日(日)曇時々晴 ローン領収書の確認

香密山へ。ローンの分の銀行からの入金に対して領収書があるかどうかを確認しに行く。
いつもの羅小姐がいなくて楊海波という男性が応対してくれた。
こういう場合領収書はないのだそうだ。銀行との契約書はあるかと聞かれる。僕が持っていたものはそうではなさそうだ。銀行へ電話で聞いてくれた。月から金曜日に銀行へ行けばくれるとのことだった。

香密山の前はすでに香域中央花園のマンションが建ち「通天閣」は見えなくなった。

さっそく購買受付の始まった香域中央へ行って售楼处でカタログをゲット。中旅国際公館の第2期工事も始まってるし、他にも新たなマンション建設が始まっていた。あと2年ほど経ったらこの辺はどうなるのだろう。おもしろそう。
10,700歩


香密山の背後からの写真を初めて撮影
香蜜山を購入してからすでに3ヶ月。かなりできあがってきました。周りを囲んでいた覆いもとれてアウトラインがはっきりと。





買った当時は見えていた「通天閣」


見えなくなった・・・・




羅小姐はマンション探しで初めて香蜜山へ行った時応対してくれた小姐。彼女と売買契約をしました。湖南省出身。

少ない金額ではないので領収書のこともはっきりしておかないと。
現金(小切手)の分の領収書はすでにもらっているのですが、ローンにした分の領収書はどうなるのか、わからなかったので聞きに行ったのです。
領収書はないといわれて少し気になりましたが、銀行との契約はあるし、そこには香蜜山のため、という記述もあるのでむにゃむにゃにはできないと判断しまして、領収書のないのは気にしないことにしました。

2006.08.25 カテゴリ:深圳 2005-2014 >  深圳内装日記2004-2005 

《深圳初内装日記》(14) 永安、海大装飾公司 (2004-9-23)


【14】2004年9月23日(木)晴 永安装飾公司と海大装飾公司

朝10時に家を出て、長期帰国前に中国へ。羅湖から入り中国銀行へ。途中「永安装飾公司」から電話。

永亨銀行でローン10月分の返済後、バスで「永安装飾」へ。電話の主は外出中、電話の意味を取り違えたか?代わりにあのボスらしき人が応対してくれた。11月24日にアイデアを提出するとのこと。その後うまくいけば契約とはなるが。

名雕装飾を訪ねるため、財富ビルへ。階を確認するためちらっと看板を見る。その動作を逃さない人がやってきて、装飾をするのですか、と聞いてきた。彼の話をぃいてみることにした。ついて行くと11階の「海大装飾」と。初めて聞く名前。設計師もやってきた。雰囲気は悪くない。
現在装飾会社3社と話をしていると言っておく。11月2,3日頃に連絡をするという。

その後、「名雕装飾」 へ。あの小姐を訪ねる。長いこと来なかったな、と言われる。細かく話を進める。彼女も11月初めに連絡をするとのこと。戻ってからは、まず装飾会社を決定するのが最初の仕事か...彼女は僕に、「前の時よりも私の言葉をよく理解しているようだ」と言う。いろんな本を読んでたので業界用語をたくさん覚えたのだろうか...

夜10時帰宅。なんかめちゃ疲れた感じがする。明日は日本。
14,000歩



ちょっとした手術をするために9月24日から1ヶ月間日本へ帰省しますので挨拶回りみたいなもので中国へ。タイミング良く香蜜山で知り合った「永安装飾」から電話があり、そちらにもよりました。そしてこの日、声をかけてきた「海大装飾公司」、それに一番最初に話をした「名雕装飾公司」の3社が11月末に平面図を提出すると言うことになりました。ここまでは無料です。このあと、おそらくこの3社で、平面図に基づいて検討をしてどれかの会社を選んで契約することになるのでしょう。他にいい会社が見つかるかも知れないので何とも言えませんが。

ともかく内装設計会社を選ぶというスタートについたわけです。選ぶといっても内装設計には全くの素人である上、新しい設計会社が乱立するこのごろ、何を基準にして良いのかわかりません。名雕と海大は老舗と聞きますがそれでも十数年の歴史です。
それにしても日本のバブル期の不動産屋のように、あちこちでクレーンが見えている深圳の内装設計需要はばかでかいです。

2005年6月の深圳の暫住人口1035万人のうち60%以上、すなわち600万人以上は内装関係者などの労働集約型産業ということからも建設景気を見ることができます。
後に知ったのですが、名雕のある「項目経理」、内装現場を監督する立場にある人は給料が2万元だと言っていました。普通の技術者が3000元程度、優秀な技術者でも1万元程度というのにこの格差は大きいです。
日本のバブル期の不動産屋さんの収入もすごかったと聞きますから、深圳が建設バブルにならないよう祈るばかり。



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