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2010.01.04     カテゴリ: 奈良帰省日記 >  奈良帰省日記2009 

   【奈良帰省日記2009】 【9】 放送局のアンテナ基地 生駒山642mに登る (1) (2009.12.15)

奈良帰省日記 2009 【9】 放送局のアンテナ基地 生駒山642mに登る (1) (2009.12.15)

大和棟の道




生駒山(いこまやま)642mに登る (2009.12.15)

生駒山に登るのは初めてなので8日に買った「奈良県の山」の本に書いてあったコースを基本にして登ることにした。
今日は天気予報通り寒くなった。ベストをセーターに替えて出発。

出発
近鉄南生駒駅下車。ここからまず大阪府との府県境にある暗峠(くらがりとうげ)を目指す。暗峠の標高は400メートルあまり。
古い町並みを歩いていくと懐かしい看板や懐かしい店構え。荒物屋の前で桂米朝の落語の前フリを思い出した。
『昔は荒物屋に行くと何でもあった。安物で必要なものは何でもそろう・・・・』
店は営業をしているのかどうか分からないが、中を見ると何でもおいてありそう。

渋柿、そして干し柿が吊してある。
大和と柿の風景は小さい頃から大和の写真集でもよく見ていたので懐かしい。
大和棟の家を見ながら舗装された道を緩やかに、時には急坂を鋭く登っていく。暗峠は割と有名なのでこのあたりはシーズンには人が多いのだろう、しゃれた店が時折現れる。

暗峠近くの食堂で
おなかが減ったので暗峠の手前の小さな食堂に入りカレーを食べる。山登りをするとほんとによくお腹が減る。
店の年配のおばさんとその娘らしい女性と二人でやっていた。おばさんは島根県出身で数十年前に嫁いで来たが、当時は前の道もまだ舗装もされていなくてものすごく僻地に思えしばらくは下の町で生活していたと。でも住めば都で今ではここも慣れたという。
携帯電話はやっと使えるように整備されたけど、ネットはブロードバンドが使えず、電話のダイヤルアップだけだけ、電気も昔は大阪から供給され、郵便も大阪から配達されていたと・・
一瞬信じられなかった。生駒市(奈良県)の中心部からもそんなに離れていないところでなぜそんなことが・・・

店には山の写真が多く飾られていた。彼女は山が好きなようで山登りで話が弾んだ。
来訪者。外に初老の男性。彼は四国八十八カ所を歩いて巡った人だという。彼女の山好きなためかこの店にはそういうたぐいの人がよく食えるような気がした。

暗峠から
食堂を出て歩く。ガード下をくぐるとすぐ暗峠だった。暗峠と刻まれた石標の前に本道から分岐して心細く続く径がある。さっきの四国八十八カ所の男性はこちらを行った。さてはここからも山頂に行けるのかも・・・
少し峠近くの写真を撮影してから僕もこの径を。途中で先ほどの男性。竹藪で何かしている。ちょっと確認。
「ここから山頂へ行けまっか?」
「行けるで」
OK、この道を行けばいいのか。彼はさらに「杖はいるか?」と聞いてきた。「いりません・・」
竹藪の中を落ち葉を踏みながら先へ進む。
しつこく写真を撮っているところへ、先ほどの彼。見ると竹切れで杖を2本ついてステッキ代わりにしていた。
「あ、さっきこれを作ってたんでっか」
「ははは」
彼は僕が写真を撮っている間に先へ進んだ。

つづく





暗峠へ



南生駒駅から


あらもん屋


ナンテン


無人の店

















暗峠近くの食堂


暗峠


暗峠の石標 山頂への径




山頂へ




生駒山山頂へ



つづく

2010.01.05     カテゴリ: 奈良帰省日記 >  奈良帰省日記2009 

   【奈良帰省日記2009】 【10】 放送局のアンテナ基地 生駒山642mに登る (2) (2009.12.15)

奈良帰省日記 2009 【10】 放送局のアンテナ基地 生駒山642mに登る (2) (2009.12.15)

生駒山展望台から 重なる金剛山、葛城山、二上山、信貴山



生駒山(いこまやま)頂へ
暗峠から20分ほど登ると山頂に近い展望台に出た。いい眺め。風景を考える。大和三山はすぐに分かった。

さっきの彼。
「眺めがええやろ。」
「あの重なってる山は?」
「たぶん金剛山」
おそらく金剛山の前に葛城山、二上山、信貴山と続く。そしてこの山脈を挟んで左側に奈良県、右側に大阪府が見える。
「あれがWTC、大阪ワールドトレードセンタービル」
「橋下知事が府庁の引っ越しを考えている?」
「なんで引っ越し反対なんかな・・・」
「せやんなあ、僕もそう思う」

妙な話に展開。彼は元、観光バスの運転手だったそうで退職後よくここに来るらしい。62歳。
彼は先に山頂を目指した。僕は写真を撮る。帰ってから地図とにらめっこをして山の名前を明らかにする目的もある。
さすがに都会の山、自動販売機が並んでいる。熱いお茶を買って飲んだあと山頂を目指す。
写真を撮っていると彼が下りてきた。

「これからどう行く?」
「山頂から宝山寺へ行こうと思って・・・」
「そうか。ほな元気で」

10分ほどで山頂のテレビアンテナ群に出た。
関東平野には山がないので東京タワーが必要、近畿エリアには生駒山があるのでここにアンテナを作ればよろしい。深圳は梧桐山の標高630mぐらいのところに200mのテレビ塔。
NHKのアンテナにアンテナ高が書いてあった。総合テレビ、海抜687.6mとある。
そして山頂の遊園地、それになぜか、神社とお寺。御本尊御鎮座1200年と書かれている。
それにしても寒い。山頂だからか・・ジャンパーのフードを着けてくればよかった。早いこと遊園地の中にあるという三角点を見つけたい。見つからない。リュックを背負った人に聞いてみる。

「三角点、どこか知りません?」
「知らない。あなた、三角点ウォッチャー?」
「いえいえ。遊園地にあると書いてあったのでなんとなく見たいなと思って」
少し一緒に探してくれたが見つからない。
「駅員さんに聞いたらわかるのんちゃうかな?」と彼。
「駅員って?」
「ケーブル駅の駅員」
「ケーブルの駅ってどこ?」
彼は、え? という顔をした。
「あんた、何でここまで来たの?」
「生駒から歩いて・・」
「うわー元気やなあ。駅はね、あそこらへん。」
方向を指さしてくれた。あのあたりから宝山寺へ行く道があるはず。
「おおきに」
しばらく探すが三角点は結局見つからなかった。あきらめる。

宝山寺へ
そして寒い中、あちこち歩き回ってケーブルカーの駅を見つけて横の下山道を宝山寺方面へ下る。
はじめは舗装だったが途中からなかなか雰囲気のある小道に変わった。40分ほどで宝山寺に到着。ここへ来るのも初めて。
地蔵が立ち並ぶ。お堂が江戸時代の建物のように見えた。お寺の開基は1678年となっていた。開基は想像していたよりもかなり新しいけど(1桁違った)なかなか立派なお寺。1時間近く見学したり写真を撮ったりする。

下山
石段の続く道を下る。両側には小さな旅館が立ち並ぶ。そして石段の道の両側になぜか住宅。どうしてこんなところに・・・
観察すると裏に道の通っているところもあるが石段が唯一の出入り口という家もある。日々の暮らしはどうするのだろう。まあ、何か方法はあるのだろうけど不思議。僕もいろいろお節介なことを考える。

雑多なことを考えながら階段を下り、歩いていくうちに生駒の駅に着いてしまった。これで今日の予定は終了。本日6時間の散策。

近鉄生駒駅前の百貨店に寄ってから再び近鉄で帰る。
2万8000歩



山頂目指して


生駒山展望台
生駒山展望台





生駒山」から南の展望 遠く金剛山(1125m)、葛城山(960m)、二上山、信貴山へと重なります
この山脈の右が大阪府、左が奈良県


大阪トレードセンタービルが遠くに



生駒山 山頂のアンテナ群へ
山頂へ


山頂のアンテナ群


山頂のアンテナ群と山頂遊園地(冬は営業休止)


山頂ケーブルカー 近鉄生駒駅へ接続します 私は横の下山道を下ります



下山 まずは宝山寺へ

下山道
















宝山寺

宝山寺








全部の灯籠に灯をともしたら夜はきれいかな 往時をしのぶ・・



下山

こんな階段道に旅館と住居 生活は不便では?





近鉄生駒駅に到着


アンテナ基地 生駒山に登る



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